巡る Discovery

名刹『千光寺』は806年の開基で、中興は多田満仲公宿願により造立したと伝えられ、興趣千変万化、奇岩、奇勝など四季を通じて自然の神秘を探賞できます。

三十三観音堂
(さんじゅうさんかんのんどう)
寛保3年(1743年) 

千光寺名物の一つ、「カチカチ数珠」があるお堂
関西一円の西国観音霊場の各札所の御本尊、観世音菩薩33体が祀られ、ここにお参りすると西国観音霊場を巡拝したのと同じ功徳があると伝えられています。

天井には勇壮な龍の絵が描かれています。

住職による略記

お堂の正面には桜木で造られた百八煩悩滅除大念珠が下げてあり、幸せを念じながらゆっくりと引きますと珠が上から落ちてカチカチと音がします。この音で苦しみの根源である煩悩を打ち消して、観音様の御守護が頂けると言われています。

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